勾玉S 20×10mm(平均)

勾玉の形状考察


『三種の神器』は聞かれたことがある人も多いと思いますが、三種の神器である玉・剣・鏡がこの世に現れたのは、
天照大神が、そのご両親であるイザナギノミコトとイザナミノミコトから玉と剣を授かり、そこに天照大神が鏡を加えて
三種の神器が誕生したと【ホツマツタエ】のご遺文に記されています。

神話『因幡の白兎』や『八岐の大蛇』等が生まれた時代と言えば、解り易いですね!!
鏡や剣はその道具としての意味からも、何となく想像の範囲では理解できますが・・・
勾玉の何ともいえぬ形状は、何を形容したものであるかは具体的には解明されておりません。
一説には、胎児の形状と言われ、穴は目を表すと言われています。
これは生命の始まり・・・ついては人間の持つ無限の可能性や、生命力の象徴とも言われております。
又、陰陽の形状の基になった太陽と月の二極の星のひとつである月を表しているとも言われています。
月は女性の象徴でもあり、特に儒教伝来以降、思いやりや、慈しみ等の意味を持つと言われております。
更に種子が発芽をした時の形状でもあり、胎児の解釈と通じますが、生命の息吹や五穀豊穣を望む豊かさに通じると言われております。
見る度に、不思議な感覚を呼び起こす形状は、太古の昔から、人間のDNAに引き継がれた、意味の深い形状なのかもしれません。
勾玉パッケージサンプル
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